雨水タンクを設置してみて気付いたこと
雨水タンクを購入してみました
購入理由
大きな地震が起こったとき、ライフラインが途絶えてしまうのを想定し、生活に必要な水を確保するために今回雨水タンクを購入しようと決めました。
購入商品名
・Panasonic 雨水貯留タンク レインセラー200(容量200L)
品番 MQW103
スタイリッシュでおしゃれなデザインです。
この商品に決めた理由
家庭用の雨水タンクは家の雨どいから取水するため、雨どい近くに設置するのが一般的です。戸建てで庭などある程度広いスペースがあれば気にせず商品を選べると思いますが、わが家は庭といえるほどの庭はなく、お隣さんとの間もあまりありません。そのため、とにかくスリムでたくさんの雨水を貯められるものであることを第一に考え、この商品に決めました。
商品が届くまでの事前準備
《設置場所の検討》
スリムな商品とはいえ、どの雨どいからも付属のホースが届く場所での設置はとても無理!置けたとしても敷地内が通れなくなってしまいます。土地を増やすことは出来ません・・・そこで、少し余分にお金はかかりますが、わが家ならではの設置スペースを造ることに。
《設置場所造り》
むしろ、既製品に手を加えるのが好きなDIY好きのパパが、頭の中の設計図をもとにホームセンターで材料を調達して設置場所を造ることに。次男に手伝わせて楽しみながら造っていました。結局、雨どいから2m以上離れた玄関前の階段の途中(プランターを置いていました)の場所にブロックとセメントで本体(幅89cm×奥行き42cm)が置けるステージのような土台を造りました。
あとは商品が届き次第、設置するだけです。
商品が届く
商品発送前に発送元より運送会社の最寄りの支店まで取りに来られるのであれば送料がかかりません!と連絡を受け、近くの支店まで受け取りに行くことにしました。
何とかパパママ2人で力を合わせ商品を車に積み込み、家に到着。
失敗談(その1)
わが家の最大の失敗は雨水タンク購入時、自治体から補助金が出ることを購入後に知ったことです😢
補助を受けるには購入前に申請しなければならないとのことでザンネン・・・
※雨水タンクの購入をご検討の方は必ず広報を見るなり、役所に問い合わせるなり確認しておきましょう。
雨水タンクを設置してみました
雨水タンクを土台におく
手造り土台が若干傾斜がついてしまったので、タンクの裏に部分的にゴムマットを敷くことで微調整して水平を出しました。
また、家の正面からの見た目をよくするため、下の部分を、レンガ調ブロックで囲みました。
排水するときはブロックをはずし、排水できるようにしました。
雨水タンクを雨どいとつなぐ 【自己評価△】
パパ曰く、
雨どいから離れた場所に設置するため、今回無い頭を一番使ったらしいです。
付属のホースと同じか類似品を探していましたが、なかなか見つかりませんでした。
本来は付属のホースの長さが2.3m1本を2本に切って取り入れと取り出しに使用することになっております。
とりあえず、切らずに入り口側のみに繋ぎこもうとしましたが、ホースが長く途中で垂れ下がり流れが悪そうだったのでやめました。
そこで付属のホースがちょうど入る径の細い雨どいを見つけ買ってきました。
細い雨どい用のステイも取り付けそれで傾斜を維持することにしました。
付属のホースは入り口と出口の繋ぎこみ部分に使用しました。
失敗談(その2)
説明書にあった施工方法通りにタンクのフタの上面より90mm高い位置でたてといをノコギリで切断し細い雨どいをいざ取り付けてみたのですが、雨水タンクが雨どいから大きく離れているため、傾斜がほとんど無くNGでした。そこでパパは躊躇なく先ほど切断したたてといの更に20cmくらい上の部分をもう一度ノコギリで切断しました。そして全米が震撼したとやらの水で濡らして使う乾くとカチコチになる強力テープで何事も無かったかのように繋ぎ直していました。
黒く見えるのはカチコチテープの上に巻いたビニールテープです。(ちなみにカチコチテープも黒色です)
雨水タンクの転倒防止策 【自己評価◎】
転倒防止も必要で、これまた 説明書には、水平でタンク後ろ側に外壁のある安定した場所に施工すると警告されています。わが家の設置場所には外壁などありません。そこで、ブロックで手造りした土台の背面にコンクリートブロック製の車止めをコンクリート用の接着剤で取り付けました。この車止めはレールにナットが付いたタイプでそのナットに合うアイボルト(輪っかになっているネジ)も購入し取り付けました。
そして床面に固定する要領でチェーンで固定しました。自分で制作した手前、強度に不安があったので、更にカーポートの柱にチェーンを巻き2重で転倒防止をしました。
※確実に転倒防止されていないと危険ですし、地震の揺れで倒れて中身が出てしまったら何の意味もありませんよね。
タンク本体に蛇口を取り付ける
初めはパッキンを確認しながら時計回りに取り付けます。
が、パパの場合いつもの知ったかぶりで説明書を無視し、パッキンはよかったものの、初めの段階では手で仮締めと注意書きがあったにも関わらず締めていて固くて回らなくなり手が痛かったので途中から工具を使って本締めしてました。
本来は蛇口を手で仮締め後水を貯め蛇口の根本からの水漏れが止まった時点から時計回りに1回転以内で締め、蛇口の吐水口が下を向くようにすると説明書にあります。
『 蛇口を工具で締めない。
締めすぎにより破損や水漏れの原因となります。
!必ず守る !注意 』
となっています。
パパ曰く、
工具は使ったけど使わないと手が痛くて回せないし、ペンチで強く挟んだ訳でもなく、モンキーで蛇口の幅に合わせ、強い力で挟むことなく締めました。
蛇口が下を向くようにしただけ。しかも回したのは半回転も回していません。1回転以上なんて回したら蛇口が折れるってことくらいは感じながらやっていました。
とのこと・・・。
今回はたまたま結果オーライでした。
以上、設置まででした。
”使用してみて気付いたこと”につづく・・・